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#075_Sheep ソフト・パーティング
「パーティ」の目的が、静かに書き換えられている。朝のランクラブ、コーヒーショップのレイヴ、バーでの哲学講義、インクルーシブなダンスパーティ──世界各地で広がるのはアルコールも深夜も必要としない新たな社交スタイル「ソフト・パーティング」だ。その背景にあるのは、パンデミックとスマホ依存、インフレ、治安不安、アルコール離れが複合した逆説──「つながるためのツール」を使いすぎた結果、リアルにつながる能力が落ちたという皮肉な現実。「誰でも参加できること」「意味のある時間を共有すること」が新たな社交の基準となるなか、「社交スキルは意識して鍛えるもの=ソーシャル・フィットネス」という価値観のもとで、人々の集い方そのものが再定義されつつある。

“The Rest Is Sheep”は、デジタル時代ならではの新しい顧客接点、未来の消費体験、さらには未来の消費者が大切にする価値観を探求するプロジェクトです。
役に立つ話よりもおもしろい話を。旬なニュースよりも、自分たちが考えを深めたいテーマを――。
そんな思いで交わされた「楽屋トーク」を、ニュースレターという形で発信していきます。
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カルチャー、アート、テクノロジー、ビジネスなど、消費者を取り巻く多様なテーマをThe Rest Is Sheepのフィルターを通して紹介します。結論を出すことよりも、考察のプロセスを大切に。
ソフト・パーティング

©︎The Rest Is Sheep
🐏「お疲れさまですー」
🐕「お疲れさまですー。こないだ年明けたと思ったらもう2月終わっちゃいましたね」
🐏「ほんとに。今年は去年より、ちゃんとリアルで人と会う機会を作りたいな、とか思ってたんですけど、今のところまったくできてません(笑)」
🐕「我々ですらそんな会ってないですもんね」
🐏「LINEやメッセージのやり取りはしてるんですよ。でも、「じゃあ今度飲もう」が、まあ実現しない(笑)」
🐕「「今度ね」の今度が来ない問題(笑)」
🐏「現代の主要な社会課題ですよね(笑)」
🐕「確かに(笑)。でも、「会えない」って言いながら、いろんな場所で人が集まり始めているんですよね」
🐏「え、そうなんですか?」
ソフト・クラビング、その後
🐕「はい。前に「カフェがクラブになった」とか「朝から踊ってる」みたいな話したじゃないですか」
🐏「しましたしました。音楽やダンス体験の文脈が変化してるっていう」
🐕「従来のクラブカルチャーが前提としてきた「場所」「時間」「ドリンク」っていう定番の条件から音楽体験を解放して、「ソフト」な形で広がりつつあるっていう。カフェとかパン屋みたいな日常的な場所で、朝とか昼間にDJイベントやるやつ」
🐏「はい、お酒じゃなくてコーヒーとか抹茶ラテで踊る(笑)。アトランタとかでも盛り上がってるって聞きました」
🐕「そうそう、その動きが2026年に入ってさらに加速してて、オースティンなんかもすごいみたいですよ」
🐏「テキサスでも?」
🐕「はい。「Latt3」っていうコーヒーレイヴを始めた起業家のThanh Phamは、「40人くらい集まればいいや」くらいの気持ちでSNSで呼びかけたそうです。そしたら初回の参加者が約400人、4ヶ月後には2,000人まで膨らんだって」
🐏「2,000人!もはやちょっとしたフェスですね」
🐕「The Mushroom CowboyっていうアパレルブランドをやってるRyan Robinsonが主催する「Morning Spin」も各地のカフェをポップアップで巡回して一回600人とか集めてるみたいです」
🐏「朝っぱらから600人が集まって踊ってる(笑)」
🐕「Latt3の常連の人が「踊らない人を見たことがない」ってコメントしてました(笑)。最初は腕を組んでぎこちなく揺れてるだけの人も、みんなと一緒にいるとだんだん体が動き出すんだそうで(笑)」
🐏「ナイトクラブ以上に踊る人が多い、っていう皮肉(笑)」
🐕「こうしたイベントは、おもしろいことに女性からの支持が圧倒的に高いんですよね。ある女性参加者が言ってたのが、「日光の下で開放的な空間だから、プレッシャーを感じないし、変な男に絡まれることもない」と(笑)」
🐏「ああ……なるほど。夜のクラブだと、どうしてもお酒の勢いでしつこくされたり、安全面の不安は切り離せないですもんね」
🐕「そうなんです。「シラフであること」と「明るい場所であること」が、そのまま心理的安全性につながってる。純粋に音楽やダンス、会話を楽しみたい人にとって、クラブっていう空間やお酒は必須じゃなかったのかもしれません」
@theatxvessel 📍The Morning Spin Who knew there were this many morning people in Austin? @Mushroom Cowboy is bringing hot coffee and DJ set pop ups to ... See more
「クラビング」から「パーティング」へ
🐏「クラブ・カルチャーの変容、どんどん進んでるんですね」
🐕「ですね。でも2026年に入って、その変化はもっとずっと広い射程を持ってる、って言われ始めてるんですよね」
🐏「どういうことですか?」
🐕「ソフト・クラビングは、クラブ体験が変わったっていう話だったけど、「ソフト・パーティング」って言って、「社交そのもの」がソフト化してるって言われてるんですよね」
🐏「社交そのもの?ナイトライフだけの話じゃなくなってきた、ってことですか?」
🐕「はい。パーティって聞いてどんな雰囲気思い浮かべますか?」
🐏「うーん、華やかなレストランに大人数で集まって、シャンパン片手にはしゃぐ、いわゆる「パリピ」的な光景ですかね(笑)」
🐕「従来のパーティって「騒ぐ」「飲む」「夜ふかし」とセット、みたいなイメージありますよね」
🐏「テンション上げてく感じ(笑)」
🐕「それが再定義されてるんですよね。例えば、朝のランニングの後にみんなでコールドプランジ(冷水浴)をしたり、バーで大学教授の講義を聴く「Lectures on Tap」、ジム仲間を見つけるアプリ「Sweatpals」を使って参加するフィットネスプログラム、ニューヨークのバーで「客観的真理とは何か」を議論する哲学クラブ、即興劇のワークショップ──こういうものが全部「パーティ」として語られるようになってきた」
🐏「バーで哲学ディベートとか、それもなかなかおもしろそうですけど(笑)、パーティって言われるとちょっと違和感ある気が…(笑)」
🐕「パーティの定義が、「みんなで集まってお酒飲みながら一緒に騒ぐこと」から「誰かと意味のある時間を共有して自分を取り戻すこと」へとシフトしつつあるんですよね──で、そのシフトが「ソフト・パーティング」って呼ばれてる」
🐏「「自分を取り戻す」ですか。確かに深夜まで飲んだ翌日の自分は、取り戻せてないかもしれないです(笑)」
🐕「確かに(笑)。ただ、これって単なる「ウェルネスブーム」とか「健康志向」の話じゃなくて、もっと深い背景があって」
孤独の時代と「社交スキルの再学習」という皮肉
🐏「深い背景…みんな「意味のある繋がり」を求めてるってことなんですかね」
🐕「はい。パンデミックで一気に対面での社交が減っちゃったのがきっかけで…」
🐏「あー、いわゆる「Loneliness Epidemic(孤独の蔓延)」」
🐕「ですね。そこにスマホとマッチングアプリへの過度な依存が重なって。つながるためのツールを使いすぎた結果、リアルにつながる能力が落ちた、っていう逆説的な構造」
🐏「SNSの利用時間は増えてるのに、孤独や断絶感はむしろ上がってるんですよね」
🐕「オンラインでつながったりやり取りすることはうまくなったけど、その代償として「生身の人間とどうやって時間を過ごすか」を忘れちゃった」
🐏「耳が痛いですね(笑)……。SNSとかマッチングアプリはずっと見てるのに、ふと気づくと週末誰とも喋ってない、みたいな(笑)」
🐕「31歳のBrigette PolsterはBusiness Insiderのインタビューで「私たちはみんな、再び社交的な人間になるために、自分自身を再訓練し始めなきゃいけない」って言ってます。彼女は2026年の決意としてマッチングアプリをやめて、馬術やフライフィッシングやジムみたいな趣味を通じてリアルに人と交流することにした」
🐏「ヤバい、自分と同じだ(笑)」
🐕「ハハハ(笑)。ただ、コロナ禍の2〜3年間、人との会い方が制限されて──その後「さあ戻っておいで」となっても、「大人数が苦手になった」「初対面の人と話すのが億劫になった」っていう自覚がある人、少なくないはずで」
🐏「わかります、その感覚(笑)」
🐕「「カオスで朝4時まで遊ぶのが若者文化」っていう時代は終わった──と思ったら、今度はリアルにつながるのにも意識的な努力が必要になっていた、っていう(笑)」
🐏「笑えない(笑)。でも笑えます(笑)」
🐕「ロンドンに転居した33歳のLuke Evansが、孤独を感じて即興演劇のクラスに参加したら「みんな同じ気持ちで、むしろ安心した」「みんな切実に話したがっていた」と言ってて。孤独を認めることへのスティグマ──恥や偏見──が薄れてきてる、っていうことかもしれないですよね」
🐏「「私も実は寂しかった」と言えるようになった」
🐕「はい。で、それが人を集わせる契機になってる。「同じ気持ちの人がいるかもしれない」っていう期待が、ソフト・パーティングへの一歩になってるんですね」
「ソーシャル・フィットネス」という新しい通貨
🐏「そういえば、さっきSweatpalsっていうアプリの話が出てましたけど」
🐕「ランニングクラブやジムのイベントで運動仲間を見つけるアプリで、1,600万ドルの資金調達もしてて」
🐏「25億円くらいってことですか!?」
🐕「創業者いわく「ワークアウト目的だけじゃなくて、出会いの場やデートのきっかけとして使われてる」と(笑)」
🐏「ジムアプリがデーティングアプリになってる(笑)」
@sweatpals SweatPals events are way more fun with our whole team together🤭🧡 #sweatpals #socialfitness #fitness #fitnesslife #fyp
🐕「このSweatpalsに出資してるPatron VCの共同創業者が言った言葉が印象的なんですけど──「Social Fitness is the new social currency(ソーシャル・フィットネスは、新しい社会的通貨だ)」と」
🐏「ソーシャル・フィットネス…?」
🐕「「社交の能力は筋肉と同じで、使わないと落ちる。意識して鍛えるものだ」っていう考え方で。ここでは、身体的フィットネスと社会的フィットネスが融合してるわけですよね──ランニングクラブ、フィットネスアプリ、コールドプランジ&コーヒー──このあたりは全部「身体と社交を同時に鍛える」場になってる」
🐏「ジムに行くことが単なる「健康管理」じゃなくて、「コミュニティへのパスポート」になってる、っていうことか」
🐕「「何をするか」だけじゃなくて「誰とするか」まで含めて、ライフスタイルを設計する時代になってきてる。コロナ禍に一気に広まった「一人でYouTube見てトレーニング」から、「誰かと一緒に汗をかく」へ──ある意味、人間らしい形への回帰ですよね」
🐏「そういえば、VCが「つながり」にそれだけのお金を投じてる、っていうのが一つのシグナルですよね。社交やコミュニティが「市場」になってきてる」
🐕「「孤独の解決策」がビジネスになった、という見方もできて──それはそれで少し複雑な気持ちもあるんですけどね」
世界同時多発ソフト・パーティング
🐏「これ、アメリカだけの話ってことでもないんですよね?」
🐕「世界各地で起きてるんですよ。でも、おもしろいことに、どの都市でも「形」は似てるけど、「なぜ生まれたか」の文脈には地域性があったりするんですよね」
🐏「どういうことですか?」
🐕「ソウルのSeoul Morning Coffee Club(SMCC)は朝7時スタートで、参加者の中には会場まで5マイル、約8kmをジョギングで来た人もいる(笑)」
🐏「早朝のパーティの前にさらにワークアウトを差し込んでくる(笑)」
🐕「創業者Park Jae-hyunが言うのが、「韓国社会には激しい競争と精神的なストレスが蔓延してる。韓国人に、落ち着いて、リラックスして、気楽にして、大丈夫だよと伝えたかった」と」
🐏「コーヒーレイブにそこまでの使命感が…」
🐕「実際韓国はOECD加盟国の中で自殺率が最も高くて、長時間労働と熾烈な競争社会っていう構造的な重さがある」
🐏「そこへのアンチテーゼとして、朝7時に踊る場が生まれてる、と」
🐕「パリのBakery Sessionは、フランス人DJ兼音楽プロデューサーのAazarが2019年に自分のシングルリリースのお祝いとして、バゲット屋を会場にしたのが起源。「自分にとってベーカリーこそがフランスを象徴し、愛するものだからだ」って言ってて(笑)。マイアミやロサンゼルスなどの都市で生活し活動する中で、故郷で最も恋しかったもののひとつがフランスのブーランジェリーだったらしいです」
🐏「フランス人が連帯するのはベーカリーだと(笑)」

Bakery Session(CNN)
🐕「ロンドンは「ナイトライフが高すぎて商業化されすぎた」っていう反発から。Night Time Industries Associationの2025年調査によると、18〜30歳の61%が「去年より外出頻度が減った」って答えてて、その理由として「お金・安全・交通」が挙がってる。UK全体でナイトライフ事業者の40%が支援なしには閉業リスクがあるっていう調査もあって」
🐏「深刻ですね」
🐕「トロントのThe Coffee Partyは「パンデミックで社交の隙間ができた、本物のつながりへの需要がある」っていう問題意識から」
🐏「「孤独」「お金」「安全」「健康」──それぞれの都市の文脈における課題への答えとして、自然発生的に似たような「パーティ」が生まれてるんですね」
🐕「形は似てるのに、背景にある文脈は全然違う」
🐏「でもそれらが、「集いたい」っていう私たちの普遍的な欲求を満たす形として現れてるんですね」
🐕「はい。「どんな集い方をしたいか」の答えが、それぞれの社会の課題に応じ異なってるのが、この現象のおもしろいところですね」

The Seoul Morning Coffee Club(CNN)
アンチ・ゲートキーピング──「誰でも来られる場」という哲学
🐏「そういえば前に話したソフト・クラビングって、「排他性からの脱却」みたいな側面がありましたよね。クラブっていう非日常な空間から解放された、「ソフトなクラブ体験」」
🐕「暗闇、大音響、ミラーボールから自由になって、日常の延長線上に音楽体験を持ってきた」
🐏「でも、今回の話はそれがさらに前のめりな話になってきてる気がして」
🐕「ですね。「排他的じゃない」っていう消極的な意味から更に一歩踏み込んで、能動的に「誰かを包摂する場を設計する」っていう哲学になってきてるんですよね。テキサスの話で印象的だったのが、Out tha Gateっていう音楽グルーヴセッションを作ったJamellia Greathouseで」
🐏「どんな方ですか?」
🐕「視覚障害のある方で、「夜のイベントは私にとってナビゲートが難しい。でも、障害そのものを主題にするんじゃなくて、私も友人も「普通に楽しめる場所」を作りたかった」と言ってて、「アンチ・ゲートキーピング・グルーヴセッション」──ゲートキーピングとは「門番的に誰を入れて誰を入れないか選別する」行為のことで、それへの明示的な抵抗を謳ってる」
🐏「「誰がインで誰がアウトか」を決める文化そのものを否定してる」
🐕「そう。ニューヨーク発のEarlybirds Clubは夜6時〜10時のダンスパーティで、30代から50代までの女性、クィア、トランスジェンダー、ノンバイナリーの人たちを惹きつけてる。1月のアメリカ全土のイベントがほぼ完売っていう状況で、創業者が「一人で来ても変じゃない、みんなオープンで、ダンスっていう行為が普通のテーブルでの会話とは違う形でつながらせてくれる」と言ってて」
🐏「先ほど出てきた「太陽の下のオープンなスペースだから安心」っていう話とも繋がりますね」
@earlybirdsclub Leave the pressure, perfection, and people-pleasing at the door. This is your permission slip to feel good, move your body, and remember w... See more
🐕「ヒューストンの「Cafe con Amigos」を始めたAnamaria Garciaは、イベントに「誠実さ(integrity)」を持たせたいと言い、コーヒー豆の産地紹介まで含めた設計をしています」
🐏「コーヒーショップでDJかけながら豆の産地の話もする(笑)」
🐕「炎天下で40分並んでまで来る人がいるっていうんですよ。「楽しい」だけじゃなくて「意味がある」──その手応えが人を動かしてる」
🐏「前回の言葉を借りると「逃避するための場ではなく、自分自身やコミュニティに同調する(tuning in)ための場」が求められてる、ってことですよね」
社交のリハビリテーション
🐕「で、話を最初に戻すと──「今年はもっとリアルで人と会いたい」っていう目標、何とかしないとですね(笑)」
🐏「理屈はすごく分かるんですよね。ソフト・パーティングの良さも。でも…」
🐕「でも?」
🐏「でもやっぱりぼくは夜、お酒の場が良いかも(笑)」
🐕「ソフトじゃない(笑)」
🐏「もう少し、ハメを外す派、少数民族として生きていきます(笑)」
🐕「それもまた大事な包摂ですね(笑)」
🎙️ポッドキャストはコチラ!
※ 生成AIが客観的な視点でレビューしています🐏🐕
🐏 Behind the Flock
“Sheepcore”で取り上げたテーマをさらに深掘りしたり、補完する視点を紹介します。群れの中に隠された本質を探るようなアプローチを志向しています。
1. Z世代はクラブに行かない。代わりにコーヒーショップでパーティーをする
近年、米テキサス州を中心に「コーヒーショップレイブ」と呼ばれる朝のパーティーイベントが若者の間で人気を集めている。午前中にカフェでDJが音楽を流し、ラテ片手に踊るこのスタイルは、コロナ禍以降に深刻化した孤独感や、若者のアルコール離れを背景に急速に広まった。夜のクラブと異なり、安全で開放的な雰囲気が特徴で、家族連れやペット同伴も歓迎される。オースティンのイベント「Latt3」は初回から約400人が参加し、わずか数ヶ月後には2000人規模に成長。ヒューストンやサンアントニオにも波及しており、ラテン文化や障がいを持つ人々への包括性を重視した独自イベントも生まれている。一部から「インフルエンサー文化の延長」と批判を受けながらも、主催者たちはソーシャルメディアを活用しながら、多様な人々が気軽につながれるコミュニティ空間の創出を目指している。
2. アルコール離れが世界のパーティーシーンを予想外の方向へ導いている
欧米やアジアの都市で、アルコールなしのデイタイムレイブが若い世代の間で広まっている。コーヒーや抹茶を片手に早朝から踊るこのムーブメントは、ソウル・ロンドン・トロントなど世界各地に拡大。背景には、Z世代・若いミレニアル世代の健康志向や節酒傾向、パンデミック後の孤独感、そして経済的・安全面の理由による夜型クラブ離れがある。ソウルの「Morning Coffee Club」やロンドンの「Coffee Gen」、トロントの「The Coffee Party」などが代表例で、参加者はエネルギーを高め、素面で本来の自分を表現できる場として支持している。
3. なぜ若者たちは酒に溺れる深夜のレイブを捨て、カフェインたっぷりの昼間のDJセットを選ぶのか
近年、カフェインを楽しみながら昼間にDJセットで踊る「コーヒーレイブ」がベイエリアを中心に若者の間で広まっている。サンノゼのSnibspaceで開催されたイベントでは、マッチャラテを片手に参加者が音楽に合わせて踊り交流する光景が見られた。415 Coffee ClubやPlayback Coffeeなど各地で同様のイベントが増加しており、Eventbriteはこうした動きを「ソフトクラビング」と呼ぶ。昼間の開催であるため二日酔いがなく、週末の時間を有効活用できる点や、女性も安心して参加できる雰囲気、さらに酔いのない状態で音楽に集中できることが支持される理由として挙げられている。一方で、「夜のナイトライフはなくならない」とする声もあり、あくまで新たな選択肢として注目されている。
🫶 A Lamb Supreme
The Rest Is Sheepsが日常で出会った至高(笑)の体験をあなたにも。
今週もお休みです 🐏
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